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【19】~心霊スポットでの再現映像の撮影・・・後編

.27 2011 実体験 comment(0) trackback(0)
「では撮影始めま~す!」
明らかに困り顔のスタッフ達と俳優陣が【洋館】の入口前に集まりました。

「まずは俳優陣の紹介から~、学生A役~~さん、学生B役~~さん・・・最後に先輩役~~さん!」
(・・・う、メインの役だから最後に呼ばれるのは光栄ですが・・・皆が、「あ~可哀そうに・・・」って目で見てる気が^^;・・・)

最初は玄関前で、嫌がる女の子を“先輩”である私が、強気な発言で説き伏せ、中に入って行くシーン。
中に入って、部屋を次々に探索するも、何も起こらず皆がホットするシーンへと繋がる・・・。
気づくと、さっきまでの嵐の様な風も収まり、鎧戸も静まりかえり、竹薮の奥の声もどこへやら・・・。

無事撮影出来るのか戦々恐々としていた一同の心配をよそに、撮影はタンタンと進んで行きました。

そしてシーンも大詰め、【洋館】を出ようとする学生達の背後に怪しげな人影が表れ、気づいた皆がパニックに陥り、逃げ出すシーンへ・・・。
そして“先輩”役の私が“外”へ飛び出す瞬間、足首を何者かに掴まれ転倒!振り向くと、謎の外国人が足首を掴みながら「にや~~~」っと笑う・・・。

^^;嫌な予感が・・・。

「では、最後のシーンです!~~さん、裏手で待ってて下さい、“キュー”出しますんで、そしたら飛び出して来て、カメラ前で転んで下さい!」
(おいおい・・・ヤッパリか・・・。)
つまり、私は一人で【洋館】の中へ・・・窓外からADが合図したら飛び出して、カメラ前で器用にこけてくれ、と言う事・・・。
「は~い。」
渋々、一人で【洋館】の中へ・・・。
皆が哀れみの目で見送ってくれる・・。

中へ入ると流石に真っ暗。
外で照明を焚いて居る為、闇の深さも半端無い。
目を凝らしてADを探すと、意外や意外、中の壁際、5メートル程奥にに立って居ました。
(あ~、役者をこんな床の抜けた廃屋に一人にするのは危険だから、気を使ってくれてるんだなあ。)
一人じゃ無いと気付いて、少しホッとしました。

五分程経っただろうか、意外と外の準備が手間取っている様で、その間私はADさんらしき人の動きを注視していました。
(まだかなあ~、早く外出たいなあ~・・・。)
すると、
「お待たせしましたあ!それでは~!用意!ハイ!!」
撮影が始まった。
外で、先に逃げ出した学生達がカメラ前を駆け抜ける足音が聞こえる。
(そろそろか・・・)ADさんを見つめる。
「~~さん!!こっち!!早く!!!」
「え!?」
声のする方を見ると、窓の外からADさんが手を降っている!?
「え!?え!?」
じゃあ、さっきから見ていた人は誰!?もう一度そちらを見る!
五分間程の待ち時間の間、一度も振り向いて私を見なかったその“誰か”がゆっくりとこちらを振り向こうとしている!
「ひいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
ぼや~っと緑色にうっすらと光り始めたその背中が横向きになり、壁の向こうから顔が見えそうになった瞬間、私は悲鳴を上げて飛び出した!!!
「うわ!た、助けてえええええええ!!!!」
おぼつかない足取りながら必死に走り、カメラ前までたどり着く、台本上はカメラ前で転倒する事になっていたが、恐怖でぶっ飛んでいる!!
「がつっ!!ずって~~ん!!!」
おぼつかない千鳥足の私の足が、怪奇映画の様に地面に伸び出た竹の根っ子に引っかかり、私はもんどりうってカメラの横へ転がりこんだ。
「ハイ!カット~~~!!」

「いてててて・・・。」
本当はカメラ前に倒れ込む予定だったので、敷いてあった毛布をハズレ、堅く押し固まった地面へモロに倒れ込んだ私はかなりの打ち身になっていた。
「~~さん!迫真の演技でしたよお!!最高!!!」
「てて・・・そ、そうですか、ありがとうございます・・・。」
「いやあ~、“キュー”出しても見てくれない時はどうしようかと思いましたが、いやあ~、良い演技でしたあ♪」
「はは、てっきり中に居た人が“キュー”くれるもんだと・・・。」
「中?中には~~さんしか居ませんでしたよ・・・。」
「あ、ああ~、そ、そうでしょうねえ・・・。」

撮影は、私の迫真の演技で“無事?”終了・・・っと思いきや。
「スイマセン!良い演技だったんですが、やっぱり“倒れ込む位置”が・・・。」
「ああ~、ヤッパリ駄目かあ・・・~~さん、スイマセン!もう1テイク!!」
(^^;う、嘘・・・・・。)

怖る怖る元の立ち位置へ戻ると、案の定そこにはもう“誰”の姿も在りませんでした。
私が見たのは一体“誰”だったのか・・・。

撮影は2テイク目で無事終了。
機材を片付け、帰りのバスの中小さなモニターで映像の確認も少しですが出来ました。
「あ~、結構良い画取れてるねえ♪」
監督が嬉しそうに映像をチェックしてるのを横から覗くと、明らかに“人魂”の様なモノが飛び交う怪しい映像が・・・。

後日、オンエアを見ましたが、やはり、かなり短く編集されていました。(音声も無し!)
意外だったのは、私のラストシーン。
テイク2では無く、最初のテイクが使われていました(^^;ヤッパリ迫真の演技だったからなあ・・・。)

そして“腹が立った”のが、番組の構成上出てきた『日本版・ゴーストバスターズ』
どうやら、私たちが撮影に行った日の昼間、彼らが“除霊”をしたらしい・・・。
怪しげ、と言うより、チープなオモチャの銃を持った3人組が、ダサいツナギを着て「ピコピコ」と“除霊”らしき事をやっていた・・・。
「“ゴースト”捕獲、完了です!」
(・・・・・ふ、ふざけるなあ!!!!)

どうやら、昼間、『自称ゴースト・バスターズ』が、現場を散々荒らしてくれていたみたいでした・・・。

^^;ああ、本当にいい迷惑・・・勘弁して欲しかったです・・・。
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