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【2】~自宅に現れたモノ・・・その1

.22 2011 実体験 comment(0) trackback(0)
私が小学校の高学年になった頃、自宅を建て替える事になった。
当時流行った「へーベル・ハウス」と言う奴で、中古で買った古めかしい木造住宅から一気に生活環境が変りました。

しかし、建替えが済み、仮住まいから新居に移り住んでから、何か不思議な事が度々起こるようになった・・・。
まず、誰も居ないはずの部屋や廊下に“人の気配”がし始めた。
次に夜の風呂場で物音がし始め、その音は次第に、あたかも誰かが本当に風呂に入っているかの様にリアルになって行った。
(ありがちだが、勇気を振り絞って、何度か音がしている最中に風呂場の戸を開けてみたりもした。何も無い・・・・。)

大人になってから確認してみたら、家族でその異変に気づいていたのは、母・姉・私、の3人だけであったらしい。
父は母に何度か相談されたらしいが、結局見る事も聞く事も出来なかったらしい。
母と姉は、夜ごとリアルさを増す風呂場の音に、毎晩震え上がっていたそうだ。

ところが当時の私と言えば、確かに気味は悪いが、所詮音だけ、さして怖がってはいなかった。
だが、ある日、この物音の主がついに形を持って現れ始めた・・・。

当時小学生の私は、兄弟の末っ子で、当然授業も一番早く終わり、家に一番早く帰宅していた。
両親は共働きで、帰宅は日が暮れてから・・・つまり、いつも大体一人の時間があった。
しかし別段、新築の家に一人で居てもなんら怖くは無い。
その日も普段通り、帰宅すると宿題もやらずにTVを着けた。
(ガラガラガラ・・・ガラガラ・・・ぴしゃ!ギッ・・ギッ・・ギッ・・ギッ・・・・・)
玄関を開け、誰かが入ってくる音が聞こえる。
廊下を過ぎ、私がTVを見ている居間に入ってきた。ちらっと後ろを見る、父かな?
視界にスーツ姿の大人の姿が一瞬見えた、父だ。
「お帰りなさ~い、早かったねえ。」背中越しに声を掛けた。
返事は・・・無い。
父らしき人物は又廊下を引き返し、玄関脇の寝室へ歩いて行く(ギッ、ギッ、ギッ・・・)
続いて服を脱ぐ衣擦れの音が聞こえて来る、いつも通りの行動だ。

それから1時間程過ぎただろうか、今度は母が帰って来た。
(ガチャ!キ~、バッタン!どかどかどか・・・。)「ただいま~。」
「お帰りなさ~い、あ、お父さん帰ってるよ~。」振り向きながら母に言う。
「え?そんなはず無いわよ、今夜は残業だって朝言ってたし・・・。」
「ん~、さっき帰って来て、隣に居るよ~。」
「そんな事・・・。」母が寝室に向かう、(パタ・パタ・パタ・・・)「居ないわよ~!」

その後、母に事情を聞かれ、父の会社に電話で確認も取ったが、結局、私が声を掛けた相手が誰か分からず、
“空き巣”じゃないか!?という事になり、警察にまで来てもらった。
・・・何も変わりは無い、無くなった物も無ければ、出しっぱなしの財布もそのまま・・・。
私は、「どんな感じでその人入って来たの?」と聞かれ、1時間ちょっと前の事であるから、
音まで覚えていたので、そのままを伝えた。「ガラガラガラって玄関が開いて・・・」
(あれ?変だ、家の玄関は普通の開き戸だから、(ガチャ)っと開く。)
次に、ちらりと見たその人物のスーツの色を伝えると、
「そんなのお父さん持ってないわよ。」
・・・結局、幼かった私の勘違いという事で片付けられた。

だが、後年、母がこの事件を振り返ってこう言った・・・。
「初めは空き巣かと思って慌てたけど、話し聞いてるうちに青くなったわよ。
だって、あなたが聞いたって言う物音、全部昔しの家の音なんだもの、玄関の音も、廊下の足音も。
あの頃してた夜の風呂場の物音も、古い家の時の風呂桶の音だって気づいてたから、重なって、本当に怖かったわ!」

中古で買った昔の家は3年程住んだだけで建替えたので私は余り覚えてはいない・・・。

あの“物音”の主は、やはり、昔しの家に住んでいた、“先住者”のモノなのだろうか?
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