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【10】~花魁淵へ行った人達・・・その2 

.26 2011 知人の体験談 comment(0) trackback(0)
先輩から【花魁淵】の話しを聞いてから少し経ち、季節も冬に入った頃・・・
昼間のバイト先から電話が入った。
「悪いんだけど、明日、バイト代わってくれない?」
同級生の女の子からの電話だった。
どうやら車で事故を起こし、怪我をしたので仕事を代わって欲しいらしい。
聞くと、怪我はそれ程でも無いが、手首が痛いのと、顔に怪我したので、出来れば休みたいとの事だった。
別段予定も無かったので引き受けた。

翌日、バイト先の喫茶店へ行くと、カウンターにその子が座っていた。
「お、大丈夫?」と聞くと。
「うん、大した事無いの、でも、この顔じゃあお店に迷惑だしね。」
見ると、片方のほっぺたに白いガーゼが貼ってある、それに目に青たんが出来、男なら何か喧嘩でもしてきたのかと聞かれそうな感じだ。
事故は電信柱への正面衝突、助手席に乗っていた彼女はシートベルトをしていたが、顔がダッシュボードにぶつかり、こんな顔になったと言う。
車は大破、廃車になったらしい。
「彼氏の親の車なんだけど、エンジンがいっちゃったんだって。泣きそうになってたよ。」
と、彼女は笑いながら言うが、何やら目は笑っていない・・・何か変だ・・・。
カウンターの中の店長は話しに入って来ない、すでに聞いたらしい。
「彼氏は無事なの?」と聞くと。
「うん、あっちも大した事無い、でも、ちょっとね・・・。」
(ん?)
「・・・実はさあ、ちょっと聞きたいんだけど、【花魁淵】って知ってる?」
「え!?な、何で?」
「店長に聞いたら、『あいつがこの間そんな話ししてたぞ』って言うから、ちょっと話し聞きたくて・・・。」
(ああ、そう言えばこの前、暇な時店長に話したっけ、でも、何でだ?)
私は、不思議に思ったが、先輩から聞いた話しを教えてあげた。
「そうなんだ、そういう場所だったんだ・・・。」
「何でそんな事聞くの?」
「・・・実はね・・・。」

その子は正直、かなりの美人だった、ちょっとキツメな顔立ちで当時の私の好みでは無かったが、
大人びた顔立ちもあり、高校2年生ながら大学生の彼氏と付き合っていたらしい。
その日は彼の車でスキーに行っていたそうだ・・・

~スキーの後、夕食を食べて、夜景なんか見ながら帰ってたんだけど、
甲府から塩山を抜けて、来た時と同じ道を帰ってきたの。
あの辺って凄く暗いよね、だからラジオで音楽かけてたけど、ボリューム落として、「安全運転でね♪」って言ったの。
彼氏も分かってくれて、スピード落として走ってくれた。

でもね、突然目の前に“人”が見えたの!それもフロントガラスに頭から飛び込んで来たの!!

本当に一瞬だった、突然現れて、フロントガラスに向かって顔から突っ込んで来たの!向こうから飛んで来たの!
赤い着物来た女の人で、・・・笑ってた・・・。
フロントガラスを通り抜けて、後ろに突き抜けて行ったわ。
彼氏はビックリして急ハンドル切っちゃって、で、電信柱に・・・。

・・・( ̄ロ ̄lll)・・・・・・。
直前に彼女がスピードを落とさせていなかったら、死んでいたかもしれないそうだ。

ただ、彼女も彼氏も、実は【花魁淵】にはまったくの無知で、行きにも通ったはずだが、全然気にも掛けなかったらしい。
事故を起こした後、苦労して警察を呼び(当時は携帯が無い時代)、警察に詳しくその時の状況を話した所。
「ああ、又ですか、ここは【花魁淵】ですからねえ、よくあるんですよ。」と・・・。
彼女が「何ですか【花魁淵】って?」と聞くと、
「え?知らないの?彼氏も?・・・なら知らないままの方が良いよ。」と・・・。
彼女は教えて欲しいと頼んだが、警察は頑っとして教えてくれなかったそうだ。
結局、ただの自損事故扱いにされ、彼女も少し腹を立てたらしい。

それで、怪我の報告がてらバイト先で店長に聞いた所、私が知っていると聞いて、待っていたらしい。

しかし・・・何も知らない人の車まで襲うとは・・・・。


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