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【9】~花魁淵へ行った人達・・・その1 ~Middle~

.26 2011 知人の体験談 comment(0) trackback(0)
高校時代、バイト先で先輩から聞いた話し~
昼間バイトしていた喫茶店の常連客の方から、「ウチでもバイトしてくれない?」
と、頼まれ、週二日だけ夜中の居酒屋でバイトする事になり、そこでその先輩と知り合いました。

その先輩は私より3つ程年上で、当時高校生の私から見て、大学生で車を持っているその人は、偉く大人に見えました。

その日は平日という事もあって、お客はまばらどころか、一人も居ない時間が多く、先輩から車の自慢話しを聞いていました。

「まあ、新車で買ったけど、コキ使ってるからそろそろ買い替えかなあ~。」
「調子悪いんですか?」
「んにゃ、そんな事も無いけど・・・ああ、このあいだ、エンジン止まって大慌てしたなあ!あれは怖かった!」

聞くと、先輩はよく、友達とドライブがてら“肝試し”に行くそうで、「色々な所へ行ったけど、【花魁淵】が一番“面白い”!」と言う。
何が面白いのか聞くと。
「行けば必ず出る!って言うか、必ず何か起こるんだよ!」、との事・・・。
「何が起こるんですかあ?」と聞くと、
「初めて行った時は、友達の車2台で行ったんだけど、慰霊碑の前に車止めて、沢を下りようと車を降りたんだ、
正直怖かったし、明かりも欲しかったから、車はエンジン掛けっぱなしにしてライトも着けといたんだ、
でも、全員が車を降りたとたん、突然車のエンジンが止まったんだよ!
あげく、いくらエンジン掛けようとしても掛かんなくて、仕方ないから皆で押し掛けして逃げる様に帰ってきたんだ。」
・・・うはあ^^;そりゃ嫌だ、真っ暗闇の心霊スポットで車押すなんて・・・。

「2回目は、少し人数増やして、懐中電灯も持って行ったんだよ。
着いたら、今度は運転手残して車降りたんだけど・・・結局エンジン切れて又押し掛け。」
「ははは・・・またですか。」

「んで、三回目は、流石に怖くなったんで、少し期間を置いて、車3台!“お札”も持って行った!」
「・・・どうなったんですか?」
「また同じ・・・いや、今度は車降りたとたん、女の笑い声が夜空にコダマしてた!いや~、あれは怖いね!!」
・・・^^;ひやあ!そりゃ怖いよお!!

「で、4回目、流石に3回目に行った奴等は怖がったから、当分行かなかったんだよね。
俺も大学入って、生活も変わったから、忘れ始めてたんだけど、
今度は大学で知り合った友達が『どっか楽しいトコ知らない?』って言うから、連れてったんだ。」

~その日は、夏も真っ盛り、星空も綺麗で、昼間海に行った事もあって皆ノリノリ。
皆酒も入ってたし、大騒ぎしながら行ったんだ。
でも、俺だけは“必ず何か起こる”って知ってたから、懐中電灯もちゃんと持ってったし、
高校の頃行った時は全部の車がマニュアル車だったけど、今度は俺の車も、友達の車も全部オートマ車選んで行ったんだ。
いつもは慰霊碑まで行くんだけど、その日は用心して、数百メートル手前のゆるい坂を登った所に車を止めて、歩いて行ったんだ。
いつも現場でエンジンが止まっていたから、それだけ離れた所に車を止めて置けば大丈夫だろう!って。
もちろん、全車エンジンは掛けっぱなし、最悪エンジンが止まっても、押し掛けしやすいように坂の上!

で、皆で歩いて行ったら、慰霊碑の側に、人が立ってたんだ・・・。
「あ、先客が来てる、まあ、有名な所だしな。」って、誰かが言った。
皆、(ああ、そうだね)くらいにしか思わなかったんで、近づいて行ったんだ・・・。
初め、その人影は一人に見えたんだけど、懐中電灯の明かりで周りがうっすら見え始めると、4・5人居るみたいだった。
・・・今思うと、真っ暗闇の中、明かりも持たずに人が居るってのもおかしいよな、その人影は誰も何も話してなかったし、
心霊スポットで、そりゃおかしいよな?
それに、慰霊碑脇の空きスペースに車も無かったし、その時点で皆“おかしい!”って気づくべきだったんだ・・・。
でも、もう皆ノリノリだったし、そのまま、慰霊碑に近づいていったんだ・・・。
そしたら、突然・・・
「あははははははははははははははははははは!!」
「うあ!?何だ!?」
そりゃあビックリしたさ!突然周り中から女の笑い声が響き渡るんだぜ!
あげく、先客達の影が“ふわ”っと浮かんだかと思ったら、俺達の頭の上を飛び回り始めたんだ!!
もうパニックだよ!!!

皆、めいめいに逃げ出して、車に向かったんだ!
・・・げえええ!?やっぱり止まってる!!!
今度は押し掛けしてもエンジンがさっぱり掛からない!
結局、1キロ以上車を押すハメになってさ・・・。

でも、怖かったなあ・・・車押してる時、一度振り返ったんだけど、立ってるんだよ・・・着物着た女が!
ちらっとしか見なかったけど、明らかに笑ってた!坂の上から俺達を見下ろしながら・・・。

(・・・っこ、( ̄ロ ̄lll)、怖えええええ!!!)

そんな話しをしていると、奥から店長が出てきた。
女性のオーナー店長で、皆、「ママ」と呼んでいました。

「何馬鹿な事やってんだい・・・あそこは本物なんだから、遊び半分で行っちゃいけないんだよ!
まあ、笑ってたってんなら、向こうも遊びだったんだろうねえ・・・。
怒ってたらそんなもんじゃ済まないよ!」

先輩は“シュン”っとしてました。
でも、50過ぎのママが知ってる心霊スポットっていったい・・・。

夏の終わりのバイト先で聞いた、暇つぶしには余りに怖いお話しでした・・・。
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